『身だしなみ』は、すべて洗面室で整える
私たちの家に鏡台がないワケ
私たちの家には、鏡台(ドレッサー)がありません。
結婚したときに購入した鏡台は、新居に引っ越すときに処分しました。
借家時代は、朝起きて、洗面室で顔を洗って、コンタクトをつけたら、鏡台のある部屋に戻ってメイクしたり、髪を整えたりしてました。
メイクしたら手が汚れるので、洗面室に行って手を洗い、鏡台のある部屋に戻る。
朝ごはんを食べたら、洗面室に行って歯磨きをして、口紅を塗りに鏡台のある部屋に戻る。
洗面室と鏡台のある部屋を、行ったり来たり、とても面倒でした。
顔を洗ったり、メイクたり、髪を整えたりという『身だしなみ』に関することを、一か所で済ませられたら楽だなと思い、新築を機に、鏡台を処分、すべて洗面室で整えることにしました。
私のメイクボックスの中身
「全て洗面室で…。」と決めたものの、私たちの家の洗面スペースは、洗濯機の置き場も含めて一坪、けして大きなスペースではなく、しかも造作洗面台にしたので、収納スペースはほとんどありません。
洗面台の下に付けた一段の棚に、無印のラタンバスケットを置き、その中を2つメイクボックスで仕切って、ヒロシと私が各1個ずつ必要なモノを収納しています。
私に与えられた、限られた収納場所に収まるように、本当に必要なモノだけを厳選しました。
私のメイクボックスの中身は、化粧水、乳液、クリーム、日焼け止め、リキッドファンデーション、マスカラ、アイブロウ(ペンシルタイプとパウダータイプ各1)、アイシャドー、チーク、香水。チークブラシ、アイブロウのブラシ、アイシャドウのチップ、眉毛抜き、眉毛のハサミ。
このほか、持ち歩いている化粧ポーチの中にパウダーファンデーションとリップクリームと口紅があり、これで私の持っている化粧品、全てです。
口紅もアイシャドウも1種類なので、いつも同じ顔に仕上がります( ´艸`)。
ヘアメイクに関しては、ミニマリストの域に達しているかもしれません。
『身だしなみ』関係を集約化してよかったこと
眠くてだるい朝の、動線がよくなり、効率的に動けるようになりました。
借家時代のように、洗面室と鏡台のある部屋を行ったり来たり、たびたび移動しなくてよくなったので、忙しい朝の時間にちょっぴり余裕が生まれました。
また、収納スペースが限られているので、プラスアルファーのモノを買わなくなり、一つのモノを「使い切る」ことが普通になりました。
一つしか持てないので、似合う色や使い心地のいいモノをじっくり選ぶようになりました。結果として、常にお気に入りのモノを使っている状態になり、数が少なくても満足度が高いです。
(風水的には、洗面室でメイクはNGらしいです。私は気にしませんが…。)
こういう、ちょっとした生活の見直しを、こつこつやっていけば、シンプルで心地よい暮らしになっていくのかなぁ。