いちごの季節の台所しごと
いちごの季節の台所しごと
苺の季節もうすぐ終わり。
スーパーの地産地消コーナーで、お手頃価格になった苺をみつけて買ってきました。大きいのや小さいのが混じって均一ではありませんが、量はたっぷりあります。
連休中で時間もたっぷりあるので、たくまたまえさんの『たまちゃんの保存食』のレシピで保存食を作ってみることにしました。
新しいお家で「こんなことしてみたい!」と思って買った本ですが、引っ越しのバタバタで『梅シロップ』の時期を逃し、お蔵入りしたままになっていました。
春・夏・秋・冬、月別に、旬の野菜や果物を使った保存食の作り方が書かれています。
写真がたくさん、文字少な目で、見ているだけで楽しくなります。特別な材料がいらない簡単レシピ満載で、「作りたい」気分が盛り上がります。
『北欧、暮らしの道具店』のHPに、「たまちゃんの自家製シロップを作ろう」という特集ページがあります。本を買う前に、イメージが確認できます。
ベリーベリーサワー
水やソーダで割って飲む、さわやかな飲みものです。
煮沸消毒した容器に、材料(いちご、ブルーベリーなど、氷砂糖、酢)を入れるだけ。
私は、煮沸消毒できるような大きなお鍋を持っていないので、パストリーゼで除菌しました。
後は、一日一回瓶を上下して、涼しい場所で2週間保存すれば出来上がるはずです。
2週間後は、もう暑いかなぁ、シュワっとさわやかな、いちごとブルーベリーのドリンク、楽しみです。
セミドライいちごのシロップ煮
ジャムよりさらっとしていて、コンポートに近い感じのシロップ煮です。アイスやヨーグルトにかけたら美味しそうです。
1~2日干した苺と、砂糖をまぶして常温でひと晩置いた苺を煮て作ります。今日は、下準備までで、明日続きを作ります。
いちごの甘ーい香りに包まれて、楽しい台所仕事でした。
日常を楽しめるように…。
季節毎に、その時一番おいしいものを食べる楽しみっていいですよね。
高級な『お取り寄せ品』じゃなく、ひと手間かけて『旬』を楽しむことも贅沢だと思います。
今までの自分を振り返ってみると、20代は仕事を覚えるのに精一杯、30代、40代は実績を積み上げることに一生懸命でした。
50代を目前にして、仕事を辞めても日常は続いていくのに、母親が普通にしてくれていた、料理や家事といった生活の基本が疎かになっていたことに気が付いたのです。
私は、リタイアして時間がたっぷりできても、時間を持てあますことなく、台所しごとや庭しごとを楽しめる、そんな風に歳をとっていきたいです。
今までは、忙しくて『便利』を優先させてきましたが、『ひと手間かける幸せ』を楽しめるよう、遅ればせながら、少しずついろいろなことを覚えようと思います。
リタイアしたとき「時間ができた」と喜べるように、今からたくさん勉強しないと...。
先ずは「やってみる」、新しいお家で、いろいろチャレンジしていきます。