マリンライトの灯る家で…。

田舎町の小さな平屋で、『心地よい日常』を楽しみながらゆるると暮らしています

キッチンの設備について① ーグローエの水栓ー

キッチンの水栓選び

キッチンの水栓を選ぶことになりましたが、キッチンの設備を一つ一つ『自分で選ぶ』という経験がなかったので、とにかくいろいろ見てみることにしました。

ショールーム巡りで、手をかざすと自動的に水が出る『タッチレス水栓』の付いているシステムキッチンを見て、「家庭用でもこんな便利なものがあるんだな」と驚き少しだけ心惹かれたのですが、ここまで便利でなくてもいいなと思い止まりました。

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内覧会やオーダーキッチンのお店などで、「かっこいいな」と思う水栓は、『グローエ』のものでした。名前は何となく聞いたことがありましたが、意識して見てみるとデザインも質感も国内メーカーの物とは一味違う印象を受け、魅力的でした。

 

グローエの水栓の魅力

『ミンタ』は、すらりとシンプル。

第一印象はとてもよく、「シンプルで飽きがこなさそうなデザインがいいな」と思いました。ですが、とにかくどこに行ってもよく見かけるんです。「いいものだからみんなが選ぶ」ということなのでしょうが…。

造作洗面台の水栓を、同じようなシンプルなグースネックのものにしたこともあり、キッチンは違ったデザインにすることにしました。

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Aホームさんのモデルハウスのキッチンに付いていた『K7』もかっこよくて気になりました。バネのような部分の掃除が大変そうだなと思い、きれいに保つ自信がなく採用を見送りました。

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悩んだ結果、私たちが選んだのはゼドラです。
ぽってりしたフォルムが、我が家の『昭和』なキッチンの雰囲気に合うと思いました。

浄水器は必要か

浄水器は、使ったことがなく必要かどうか迷ったのですが、胃腸が弱いこともあり、不純物を取り除いたきれいな水を使ってみることにしました。

レバーで浄水と水道水を切り替える『浄水器兼用混合栓』という選択肢もあったのですが、切り替えが面倒なのと、ヒロシと私二人でキッチンに立つことも多いので、別々の方が使い勝手がいいだろうということで、水道水の水栓と浄水器を各1本付けることにしました。

浄水器についても、かなり高額なものもありましたが、性能の差がよくわからなかったので、フィルターを通して不純物を除去するシンプルなタイプの物で、名の知れたメーカー品を選ぶことにしました。

グローエのカタログにゼドラの水栓とお揃いの浄水器用の水栓があったので、2つ並べて付けることにしました。 浄水器はキッツマイクロフィルターでした。

因みに、私たちは採用しませんでしたが、キッツマイクロフィルターの『オアシックスプレミアム』という浄水器で、好きな水栓に付けられて、出てくる水は浄水という製品もありました。

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使ってみての感想

グローエのキッチン水栓全般に言えることですがゼドラも、結構大きくて重厚といいますか、存在感があります。ルックスがいいので、使っていて楽しいです。
性能については、「すごく使いやすい」こともないし、「すごく不便で使いにくい」こともなく普通です。洗面台の水栓は、水を手に受けると軽く感じて、その感触に感動したのですが、キッチンの水栓はそういった感動はありませんでした。
気になるのは、洗面台と同じく蛇口の位置が高いためか、水はねが激しいことでしょうか。ちょっと油断すると床まで水が飛び散っていて、慌てて拭くこともあります。これは、私があわてん坊で『ガサツ』なことに起因していると思われますので、参考にはならないですね。

浄水器の水が「美味しいか?」と聞かれると、私たちの住む町の水が「まずい」わけでもなかったので、正直よくわかりません。飲料水としてはもちろん、お米を研いだり、野菜を洗ったり、気軽に使えることと、不純物が除去されているという安心感が得られることが利点でしょうか。

水栓ひとつのことですが『毎日使うもの』、一生懸命調べて、悩んで、考えて選んだので愛着が湧きます。ヒロシも、2つ並ぶと『親子のぞうさん』みたいでかわいいと言って、私がお願いしなくても、後片付けの最後にきれいに拭いてあげるのが習慣になりました。

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