キッチンツールは『吊るす』と『立てる』で見せる収納
ペニンシュラキッチンの壁
私たちの家のキッチンはペニンシュラ型なので、コンロ側に壁があります。
当初プランでは、トーヨーキッチンにする予定で、この壁は白いタイルになる予定でした。
キッチンをオーダーすることになり、徳田民子さんの「家しごと」の本をイメージとして見てもらいました。徳田民子さんのキッチンでは、お玉やフライ返し、計量カップなどを窓辺にフックで吊るして収納していて、「これ使いやすそう」と思い、私たちの家にも取り入れられないかとお願いしました。
キッチンツール『吊るす』収納
そして、でき上がったキッチンのサイドの壁は、私がこだわったステンレスバイブレーション加工の天板に合わせてステンレス貼りになり、キッチンツールを吊るすバーが付きました。
フックが5個付いているのですが、このフック横から抜かないと外れません。そそっかしい私が、慌ててレードルを取ってもフックが外れて飛んでいくことはありません。吊るすツールは、出しっぱなしでも絵になるようにと、少し値は張りましたが『レズレー』で揃えました。高級感のあるステンレス素材で程よい重みがあり、優雅な気分で使えます。下に向けないと開かないトング、液だれ防止のリム加工がされているレードルなど「なるほど」と思う工夫も施されていて、さすがドイツの調理道具という感じです。
キッチンツール『立てる』収納
吊るしたもの以外は、キッチンのキャビネットに入れていたのですが、料理をしながらキャビネットを引き出すのが面倒だし、料理中にキャビネットを開けると中に油が飛び散らないか心配でした。
これを改善すべく、先日Scopeさんで、キッチンツールキャニスターを大小2つ購入しました。茶色と白の優しい色合い、ぽってりと丸みのあるカタチが、無機質なステンレスに暖かみを添えてくれます。
大きいほうには、無印のシリコーン調理スプーンなどのキッチンツールを、小さいほうには、普段使いのお箸やスプーンなどを入れました。シンプルヒューマンのキッチンペーパーホルダーと並べると、立体感もでていい感じです。
この2つキャニスターのおかげで、料理中に使いたい道具がさっと取れるようになり、食べるときにもダイニングからお箸やカラトリーをカップボードの引き出しまで取りに行かなくてよくなりました。
便利になったと同時に、引出しを開ける回数が格段に減り、楽になりました。
陶器なので、道具を入れた時に底に当たって割れないか心配だったのですが、無印のコルクコースターを入れてみたらぴったりでした。これで少々乱暴に入れても大丈夫そうです。
わが家のキッチンツール達、『吊るす』と『立てる』で快適に、見た目もすっきり収納しています。