シンプルなIHクッキングヒーター
魚焼きグリルのないIH
わが家のIHクッキングヒーターは『三菱ユーロスタイル』です。
魚焼きグリルが無い、3口のコンロのみのシンプルなコンロです。
私は、魚焼きグリルの掃除が苦手で、借家時代も使っていませんでした(魚はフライパンで焼く派です)。最近の魚焼きグリルはお手入れもしやすくなっているようですが、きれいに保つ自信がなく、できればないほうがいいと思っていました。
ミーレ、ガゲナウ、AEGなど、外国製のIHはすっきりとかっこよく、憧れましたが、目につくところにあるレンジフードと水栓を優先して、IHは減額対象にしました。
国内メーカーで、魚焼きグリルがないシンプルなIHコンロという条件にピッタリ当てはまったのが『三菱ユーロスタイル』でした。10万円ちょっとで購入できるので、外国製と比べると3分の1以下の価格、コストパフォーマンスは抜群でした。
三菱ユーロスタイルを使ってみて
見た目
電源を入れていない状態では、真っ黒なトッププレートに白いガイドラインの円があるだけで、火力表示等は消えています。
電源を入れると、火力調節の表示とタイマー表示が出ますが、うるさくない程度でわかりやすいと思います。もちろん外国製の物には敵いませんが、ルックスはすっきりしていて合格点をあげたいと思います。
機能
ユーロスタイルには、基本的な「火力調節機能」、「タイマー機能」のほか「対流煮込み加熱」、「揚げ物機能」の機能も付いていますが、国内メーカーにありがちな多機能な商品ではありません。転居後、10か月余り使ってみて、特に不満に感じることもなく、機能はこれで十分かなと思っています。
レンジフードとの無線連動機能で、IHの電源を入れるとレンジフードが自動的に稼動します。
よかった点
よかった点は、『お手入れが楽』これに尽きます。
使った後は、油が飛び散ったり、拭きこぼしてしまったりと汚れます。トツププレートが黒いためか、汚れがとても目立ちます。
普段は、MQ-Duotexの『ニットクロス』で汚れを拭き取った後、マーチソンヒュームの『カウンターインテリジェンス』をスプレーして、クッキングペーパーで拭いて仕上げています。
焼け付いたようなひどい汚れの場合は、クリームクレンザーを付けてクシャクシャに丸めたラップで擦ると、きれいに汚れが取れます。
魚焼きコンロはありませんので、お手入れはこれだけです。
気になること
これは、ユーロスタイルに限らないのかもしれませんが、IH対応の鍋でも厚みのないもの、底が平らでないものを火にかけると、金属が擦れあうような何とも言えない嫌な音がします。やはり底の厚いしっかりしたお鍋やフライパンを使った方がいいと思います。
因みに、ルクルーゼ、ストウブなど鉄製の鍋は嫌な音はしませんが、ステンレス製の鍋は結構いい値段がしたものでも音がするものがあります。素材の問題なのか、厚みの問題なのか、底が平らでないことが問題なのかよくわかりませんが…。
とにかく、IHは、調理器具を選ぶこともお忘れなく!