オーダーキッチンの全貌
キャビネットの素材
出来上がった、キッチンの詳細を書いていこうと思います。
まずは、キッチン側。背面には手持ちのカップボードを置くことにしたので、その色に合わせてキッチンのキャビネットの面材も選んでもらいました。
オールステンレスに拘っていましたが、実物をみるとカップボードと馴染みがよく、プロのアドバイスを聞いて正解でした。
キャビネットの素材はメラミン(ポストフォーム)です。理想とする『経年変化の楽しめる素材』ではないので気乗りしなかったのですが、予算もあり、リビング側から見えないし、水回りは手入れのしやすい素材がいいという提案を受入れました。
使ってみて、納得です。料理していると思わぬところまで水や油が飛び散ります。借家の時は気にならなかったのに、気に入ったキッチンはきれいに保ちたいと思ってしまいます。さっと拭き取ればきれいになるのは助かります。少々引っ掻いたくらいでは傷ができそうにないくらい硬度もあり、角の処理もきっちりとされているので、ぺらっとめくれてしまうような心配はなさそうです。以前住んでいた古いアパートのキッチンの傷みが酷かったので、『メラミン』に対してかなり偏見を持っていたようです。
引出収納
奥側がIHヒーター、手前側がシンクです。IHヒーターの下は、大小各2段の引出収納です。小さいほうは、調味料入れを収納するためのもので、ペットボトルの油や醤油が入る高さになっています。
大きいほうは、フライパン、鍋、バーミックスなど普段よく使うものを入れています、高さも幅もあるのでなんでも入り便利です。大は小を兼ねます。HAFEREのレールを使っていているのですが、これがルクルーゼ等の重い鍋を入れてもがたついたりしない優れものだそうです。
シンク下の仕掛け
ミーレの60センチ幅の食洗機を挟んで、シンク下はオープンになっています。私は、ここに無印良品のダストボックスを2個置いています。一つには、ビン、缶、破砕ごみなどをゴミ袋にざっと分けて入れています。二人暮らしなので、月2回の燃えないゴミの日までの分が十分収まります。もう一つには重曹や洗剤など、キッチン周りで使うお掃除グッズを入れています。
そして奥の扉を開けると、配管があってメンテナンスがしやすいようになっています。左側に見えるステンレスは、まな板置きです。まな板の置き場所って意外と困るものですが、ここに置いておくとすっきりきれいに片付きます。
引出かご収納
一番手前は、引出かご収納と包丁入れです。
この白いかご収納がとても便利です。ここに、ざる、計量カップ、スライサーなどを入れておくと、ぬれた手でもさっと取れます。
設計については、オーダーキッチンのお店に『お任せ』でしたが、一言で言って『使いやすい』です。既製品のシステムキッチンのように、『これでもか』というほど収納がたっぷりというわけではないのですが、普段よく使う道具はきれいに収まり、ちょうどよいです。包丁入れやまな板置きなど、使う場所の近くに置き場所の定位置があるって便利ですね。
にほんブログ村 ←ポチッとしていただけると嬉しいです!